そんなあなたは先生でした…(上)


「なぁ、お前さ…」

「な、何でしょう?」

「処女だろ?」

図星なのか昨日のようにポポポ……と顔を赤らめる。


そういう反応するってことは、
昨日は何もなかったんだな。


ホッ……



ってなんでホッとしてんだよ、俺!!!




しかし、何故かその日の夜は女を抱けなかった。

やろうとしたら、隣の女を思い出してしまった。


次の日もその次の日も抱くことができなくなった。


その日を境に俺は遊ぶのを止めた。



理由はわからない。


ただ、隣の女をただただ思い出しては躊躇してしまうのだった。


それは、作戦である盗聴器も。

イヤホンから聴く声が嫌で躊躇ってばかりだった。