甘ったるいやらしい声か耳に響く。 声を堪えようとしてんのか途切れ途切れに疼くような声で鳴く。 俺は呆れ、イヤホンを外した。 別にあの女のそういう声を聴きたいわけではない。 逆に聴きたくない。 なんだかモヤモヤしてイヤホンを放り投げ、ベッドに倒れこんだ。 佐伯を呼ぶ声が採れたしいいかな。 はぁー…… あの女、今頃佐伯とやってんだろうな…。 “してない”んじゃなかったのか? って、 何であの女のこと考えてんだよ。 俺は更なるイライラを感じ目を閉じた。 はぁー……。