放課後になる。 「ねぇ、あの人誰待ってるのかな?」 「かっこよくない?」 「本当だぁー!」 なんだか廊下が騒がしい。 あたしも廊下に行くと、 窓の向こう、校門には奏さんが立っていた。 あたしは急いで支度をし、校門へと向かう。