礼side
「礼ちゃんの好みはどんな格好?」
あたしは奏さんのクローゼットを見させてもらっている。
うわ、すごいオシャレ。
派手からシックまで、
種類は様々。
「これとか?」
差し出したのは黒を基調としたもの。
「礼ちゃんは大人しい系だから、
こっちがいい?
それとも、薄い色合いの鮮やか系?」
あたしは何着か選び、
変装道具として、メガネも選んだ。
奏さんが着替えて、
あたしがチェック。
奏さんって意外と何でも似合う。
陽とは違って健康的な身体つきだし、
ちがうけど、
何かかっこいい……
「礼ちゃん、俺に惚れんなよっ」
ウィンクをして、言った。
「しません!」
「陽からさっき脅されたんだよ?
本気になっならぶっ殺すって。」
「え?」
「愛されてるぅー♡」
顔が熱くなるのがわかる。
「さぁーて、下に行きましょうねー♪」
ニヤニヤしながら言った。
前言撤回、やっぱりかっこよくないです!!!

