そんなあなたは先生でした…(上)


「よーぉー?
あたしにはー?」

「あ、麗華にはだな…。
……俺の彼女になってほしい」


口と目をあんぐり開け、いつもの清麗さがなくなった顔をしている。

「役だよ、役」

「あ、あぁ!!!
なるほどねぇーっ///
余りにも真剣な顔だから、いくらあたしでもちょっとはドキッとするわよ笑」



わからないけど、まずいいや。

「麗華は俺を毎日車で迎えに着てほしい。顔はあからさまには出さずに。
逆に怪しまれたら困るからな」

麗華はふむふむと頷く。


「奏とは、外で接触しないように。
お互い知らない人同士だからな」

「はぁーい」


麗華はそんなに変装するものでもないだろう。


問題は奏……