そんなあなたは先生でした…(上)


「はぁー…」

陽はソファーにドカッと座った。
そして、あたしをおいでおいでと手招きする。


あたしは陽の隣に座った。

「もういっこ質問していい?」

陽はあたしの目を真っ直ぐ見て聞いて
きた。

「何ですか?」

「あのさ……」


ゴクッ

あたしは生唾をのんで、陽の言葉を待った。


「礼って今不安?」


「へ?」


あっけらな質問であっけらな応えをしてしまった。