「礼さん、大丈夫?」 あたしは怖かったのか震えが止まらなかった。 すると、陽先生はあたしの目線に合わせてくれた。 「もう、心配ないよ」 そう言いながら頭を撫でてくれた。 「はい……」 「それで、何でこんな所にいるの? 親と来て離れちゃった?」 あたしは首を横に振る。 「じゃぁ、なんで?」 あたしは涙を堪えて声を出した。 「お母さん、、が……、、、、」 “お母さん”そう言っただけで涙が溢れてくる。