「おいっ、礼ちゃんの母親どこだよ」 『み、美代様ならあちらです…』 奏さんはお手伝いさんをギロッと見て、言われた方向へ行く。 『何よ、何? 何の騒ぎよ!?』 ドアの向こうから人がでてきた。 ………お母さん。