あたしをチラチラ見る人もいた。



そうだよね、


だって、あたしは高校2年生になったばっかりだし。






ドスッ…



肩が誰かとぶつかった。


見ると、


いかにもヤクザって感じだ。




「お嬢ちゃん、見ねぇ顔だな?」

そのヤクザは顔を近づけて、舌なめずりをしている。


「肩ぶつかったよな?」

「……す、すみませんっ!!」

「あぁ?」

「…す、すみませんっっっ!!!」

「謝るなら、カラダでたっぷりもらおうかな?w」


不気味な笑を浮かべている。


「怖がらなくても大丈夫だぜぇ?
いっぱい、可愛いくするからさぁ…、
だから、お兄さんに着いてきな?」


ヤクザはあたしの腕を引っ張る。


「や、やめてください!」

無視。


振り解こうとしても無駄力。


「あの!
すみませんっ、すみませんっっっ!!!
だから、、許して下さい!!!」


「はぁ!?
んなわけねぇだろ。
ほら、あそこのホテルに……」


「嫌!
離して!!!!!!」


「うっせぇなぁ……」


ヤクザはあたしに向かって手を上げた。



な、殴られるっ!!!!