あたしは肩を支えてもらいながら、 部屋に行ってソファーへ座った。 隣には先生…… 「何か飲み物持ってくるね。 温かいのがいい? 冷たいのがいい?」 先生は立ち上がって、 キッチンへ向かおうとしている。 「……行っちゃやだ…」 あたしは先生の服の裾を掴んだ。 「礼さん!?」 先生は驚いたみたい。 「一人にしないで……」 「わかった…」 隣に腰掛ける。