放課後――――――……
「優梨!一緒に帰ろー!」
「うん、ちょっと待ってね。拭いてから帰る。」
あたしは、丁寧に机を拭く。
そして、マスクをつけた。
「帰ろう。電車急がないと混むよね。」
あたしたちは、電車通学だ。
あたしにとっては苦痛の日々。だって男の人のにおいがキツイからさ。
電車に乗って、3つ目の駅を降り、美緒と別れようとした時、
美緒はこんなことを言った。
「ねぇ、優梨。いきなりこんなこと聞いてアレかもしんないけど、いいかな?」
「?どうしたの?」
すると、美緒は少し困惑した感じで聞いてきた。

