まぁ、その話は置いといて。 彼女、吉村柚菜さんを好きになったのは約半年前。 俺が高一のとき。 塾帰りのとき、コンビニの路地裏がやけに騒がしかったから覗いてみたら、一人の女の子相手に数人の男が詰め寄っている最中だった。 簡単に言えばレイプ寸前のしつこいナンパだ。 「やっ、止めてって言ってるじゃない!」 手首を掴まれ、必死に逃げようとする彼女に俺は興味を持った。 なぜかは分からないが、とにかく興味を持ってしまったのだ。 今思えば、あれは一目惚れだったんだ。