席 紘side

「あぁ〜眠いっ…zzz」
って言いながら俺は自分の組を探した
「4組か〜」
めんどくせ〜女がいなきゃいいけどなぁ
なんて心なかで思ってた。
んでも密かにさっきぶつかった女が気になっていた…
「あいつは、何組なんだろ…」
って変な事考えてんじゃねーつの!
ーーーガラガラガラッッッーーー

ドアを開けたら、太陽の光を浴びて、
桜の様に美しい女の人が、俺を見て指をさした。

「・・・・あっ!!さっきの男の子っ!!」

さっきの男の子って…あっ!さっきぶつかった女かっ!スマイルでいかないと、
裏がばれちまう…

「さっきは、ごめんねっ?」とりあえず謝っといた。

その時女は、さみしげな顔を何故かしていた。でも、すぐに笑顔に戻って、
「大丈夫ですよ?ご心配ありがとうございます♪」
その笑顔は、昔のあいつによく似ていた
「ところで、俺の席何処だかわかる?」とりあえず話しかけてみた。
「…ぁあ黒板に書いてありますよ?」
その女は、黒板を指さした。
「ありがとうっ」ニコッ
黒板を見た時、俺は少しびびった。
だって席は、あいつの隣なんだから…