side真
今日学校に来ると一番最初に耳に入ったのはレインは裏切り者だという言葉だった。
意味がわからない
俺の存在に気付いたのか蓮皇の奴が近づいてきた
「真!蓮姫のレイン!あいつ俺達を裏切ったんだぜ?!」
『落ち着け!何があったんだよ』
「あいつ族潰しのシズクだったんだぜ?」
レインさんが族潰しのシズク?
シズク
俺だって知っている。
立ち位置的には敵同士だが俺の憧れの人でもある
『レインさんがそぅ言ったのか?』
「は?何が?」
『レインさんが蓮皇を潰すために俺達に近づいたのかだよ』
俺には信じられねぇ
シズクだからじゃない
レインさんだからだ。
いつも誰かに気を使って
困っていても誰かを優先しているレインさんが裏切るなんて…
考えられない…
「それは知らねぇけど、でもシズクだぞ?」
『シズクの前にあの人はレインさんだ』
「はぁ?何言ってんだよ。真、頭イかれたか?」
イかれてんのはお前だよ
何て心の中で悪態をつき俺は屋上に向かった
ガチャ
『司さん』
司「あ?」


