きらめきシーズン~卒業までの12ヶ月~




みんなで大きなお風呂に入り、枕を並べるだけで、楽しくなってくる。


消灯時間まで、一時間。


「ねぇねぇ、男子の部屋行ってみない?」


美保の大胆発言。


「きゃー!無理無理!もうお風呂入っちゃったし!」


そう言いながらも、髪を整えている恵。


「明日の自由行動の最終確認、でしょ?」


香織がいたずらっぽく笑う。


「さすが香織!それなら自然なことだもんね」


美保はバッグから旅のしおりを取り出し、あたし達は四人で男子の部屋のドアをノックした。


「あれ?遊びに来てくれたの?」


四人とも部屋にいて、森が出迎えてくれた。


「最終チェックしようと思って!」


美保がこれみよがしに、旅のしおりを掲げる。


「さ、入って入って。狭いところですが、どーぞ」


「おじゃましまーす」


森に促されて部屋に入ると、三人は布団に寝そべってトランプをしていた。