琥珀は立ち上がり、私の部屋に飾られている写真を見た。 「やっぱり、お父さんは警察官だったんだね。」 私は何も応える気にならなかった。 「奈津ちゃんの名前を聞いたとき、すぐに分かったよ。」 「お父さんの話はしたくありません」 「奈津ちゃんのお父さんが追っていた犯人は、おれの家族を殺した。」 「え…」 衝撃的な事実を知り、はっと顔を上げる。