玄関のドアを開けたら目の前には息を切らした琥珀がいた。 「奈津ちゃん、どうしたのっ?!」 「……ごめんなさい。」 「入ってもいい?」 琥珀を私の部屋へと案内し、ソファーに座って話すことにした。 「今日、勤務終わりの日でよかったー。 奈津ちゃんの部屋きれいだね!」 「ありがとうございます」 「いやーおれは22なのにいまだに部屋汚いよ」