―――――ピピピッピピピッピピピッ。 「んーーーー…」 寝起きが悪い私は手探りで時計の目覚まし機能を止める。 「むぐっ。また、小さいときの夢か…。」 夢を見るときは、決まって幼いときの夢であった。 「がっこ、行かなきゃ。」