「そうそう!右耳にピアスしてる、前から二番目の席の君! もしかして違った?」 私はやっとのことで声を出して言った。 「橋場…橋場渚だよ。あってるよ。 深町、久しぶり」 私は勇気を自分なりに振り絞った 間違いない…深町君だ…。