さっきまで感じていた温もりが不意に失われて俺は戸惑った。 「…玲央にゃん好きー」 美愛が俺の隣に寝そべる。 「美愛、ありがと」 美愛の頭をそっと撫でた。 俺にとって、美愛は少しずつ大きな存在になりつつあった。