「入れよ」 「玲央にゃんも入る?」 「入る」 俺が言うと、美愛は床に着地し、ハンバーグを食べようとはしを持った俺の腕を掴んだ。 「オマエ、風呂行くんじゃなかったのか?」 「玲央にゃんもー!」 …おいおいおいおい! さっきの質問は、一緒に入るか聞いてたのかよ! 「はーやーくー!」 俺は仕方なく箸をおいて美愛に従った。 少し前の俺からは想像できない生活だな、マジで。 洗面所に入るなり、美愛が服を脱ぎだした。 俺は慌てて目を逸らす。 「玲央にゃん!」