「別に?私は携帯二つ持ってるから。」
私は二つめの携帯をヒラヒラ出した。
一つは、仕事… 龍花が持っているのは、プライベート用。
「じゃ…なんかあったら、メールしな。」
「ありがとー。」
私は家を出た。
それにしても、急だ…
私はパン屋さんの、“コロート”で働いている。
昔からあって、人気だ。
売って余ったパンはもらっている。
シフトは月・木・金だ。今日は火曜日…
昨日やったから…
マジか…
店についた。
「よろしくお願いします。」
「うん…急でゴメンね??」
「いえ…平気です。」
麗華さんは龍花と姉妹だ。
二人で並ぶと双子…
それほどそっくりさんだ。


