「桃茄? どうしたの?」 今は、梨華の声も遠く感じた。 なんで? どうして? なんで女の子と一緒に居るの? どうして腕組んでるの? どうして楽しそうに笑いながら話してるの? ずっと昔から好きだった子って、その子なの? ずっとその子だけを想ってきたの? あれ.....? 私、どうしてこんなに龍斗たちのこと気になってるの.....?