「行ってきな。 そのかわり、ちゃんと結果教えるのよ!」 「うん!ありがとう!」 気づいたら、私は走っていた。 制服のスカートで走りにくくても、気合を入れて巻いた髪が邪魔でも、 どうしてか分からないけど、 龍斗に会いたくて走っていたんだ____