2人で外に出ると、少しだけど雪が降っている。
「わー、初雪だね」
雪を見るとどうしてもテンションが上がるのはわたしだけ?
手のひらを広げて、降ってきた雪が溶けるのを見て喜ぶ。
「雪川さん、名前だけに雪似合うね」
「え、そう?」
なんだか恥ずかしくなった。
校門を出る頃には雪も見慣れて、今度は寒くなってきた。
「今日結構寒いよね」
「うん、雪降るくらいだし」
そんな話をしてると、水原くんに右手を握られる。
「っ!?」
「わ、雪川さんすごい手冷たい」
水原くんの手は…あたたかい。
「水原くん、手あったかいね」
「心が冷たいってよくからかわれるよ」
「そんなの迷信だよー」
ぎゅって少し強く握ったら、水原くんも握り返してくれた。
「わー、初雪だね」
雪を見るとどうしてもテンションが上がるのはわたしだけ?
手のひらを広げて、降ってきた雪が溶けるのを見て喜ぶ。
「雪川さん、名前だけに雪似合うね」
「え、そう?」
なんだか恥ずかしくなった。
校門を出る頃には雪も見慣れて、今度は寒くなってきた。
「今日結構寒いよね」
「うん、雪降るくらいだし」
そんな話をしてると、水原くんに右手を握られる。
「っ!?」
「わ、雪川さんすごい手冷たい」
水原くんの手は…あたたかい。
「水原くん、手あったかいね」
「心が冷たいってよくからかわれるよ」
「そんなの迷信だよー」
ぎゅって少し強く握ったら、水原くんも握り返してくれた。

