って!! オレまた遅刻しちゃうじゃん!!! オレは走って学校へ駆け込んだ。 すると、ちょうど由奈が居た。 『ヒロキ~おはよっ♪』 そう言ってオレの腕に抱きついてくる。 可愛い… 『由奈、オハヨっ』 オレは由奈の頭をなでなでしてあげる。 由奈が少し照れて顔を赤くする。 『ヒロキ、大好きだよっ』 『オレも…』 下駄箱だけど、そんなの関係なしにキスをする。 由奈と居るときだけは、シンラの事を忘れられた。