『シンラ…オレ…死んでも由奈しか居ねぇよ。 好きなんてもんじゃない。 愛してんだから…』 『…イヤよ…このままヒロキに会えなくなるなんてイヤよ!!!』 ――へ? ‘このままヒロキに会えなくなる―…’? 『シンラ、どういう事だよ?』 『へ?』 『オレ…死ぬんだろ? 天界に行くんだろ? なのにオレに会えなくなるって…どうゆう意味だよ?』 シンラはハッとして… 無言で窓から出ていった。