…少し冷たくしすぎたか? でもまぁ、また戻ってくるでしょ。 シンラなら… ―――だけど… シンラは一向に戻ってこない。 学校が終わって、家に帰っても…いない。 アイツ…監視するとか言って やっぱり直ぐに逃げたじゃねーか… そして、自分の部屋の戸を開けたとき―… 『シンラ…?』 シンラが窓から入ってきた。