いきなり、空気が冷える。
要ちゃんは、下を向いたまま
話す…
「昨日、私は…告白したんです。
関馬先輩に…。
私には、彼氏がいます。
なのに…関馬先輩に…。
私…先輩が好きなんです///」
要ちゃん…
「でも…フラれたんです。
悔しくて。うっ……」
要ちゃんの気持ちを知った私…
亮太…あんた…
「要ちゃん、辛かったね。」
「え…。」
「チャリの後ろに乗せてくれたら、
諦めるって、言ったんでしょ?」
「は…い。私…。
関馬先輩は、ちはやさんを本当に愛してます。だから、乗せてくれるときにずっと…謝ってました。」
「要ちゃん…」


