君と私の365日


いきなり、空気が冷える。

要ちゃんは、下を向いたまま

 話す…

「昨日、私は…告白したんです。
 関馬先輩に…。
私には、彼氏がいます。
なのに…関馬先輩に…。
私…先輩が好きなんです///」

要ちゃん…

「でも…フラれたんです。
悔しくて。うっ……」

要ちゃんの気持ちを知った私…

 亮太…あんた…

「要ちゃん、辛かったね。」

「え…。」


「チャリの後ろに乗せてくれたら、
諦めるって、言ったんでしょ?」

「は…い。私…。
関馬先輩は、ちはやさんを本当に愛してます。だから、乗せてくれるときにずっと…謝ってました。」


「要ちゃん…」