森の中を私は1人でさまよっていた。


進むと、そこには一軒の家があった。


少女と少年たちがいた。


そして手を差し伸べた。私に。


「初めまして。ユキ。あなたを【神桜部隊】の一員に認定します!」


私は、分からなかった。記憶がなかったから。


でもこれだけは覚えていた。これだけは言えた。


「ミク、アリス、キリト、カイ………ただいまっ!」


「おかえり。ユキ。」


今日から、私の新しい日々が始まる。私たち5人の『本当の時間』が始まる!


これから何があるかわからない。それでも私はこの未来を喜んで進むだろう。





―――――――この5人で!