目を開けると、少女がいた。


緑色の髪で髪の短い少女が。


ここはどこだろう。見慣れない場所だ。


少女の家だろうか……


部屋を見回していると、


「目、覚めた?」


少女が話しかけてきた。


「はい。ありがとうございます。」


「よかったぁ。君、森で倒れてたんだよ。」


『にこっ』と笑いかけてくる。


「そうですか。」


起きようとした時、


「君、まだ寝てなさいっ。」


無理やり寝かされた。