真っ赤な髪。かっこいい少年。手から火を出していることを除けば……


「って、手から火!?」


「何か悪いのかよ。」


「いや、悪くはないよ。でも普通手から火出る!?おかしいよ君!?」


「おかしくない。守人として普通のことだ。」


「いや、君の普通がおかしいよ!?」


「ふん。べつにいいだろう。それより神様。ユキ様のもとへは行かせない!!」


「「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!」」」」



4人でハモッた。


「ユキが神様!?」


「うそだろ………。」


「ユッキー、神様なの!?」


「うそでしょ!!」


「本当だ。……知らなかったのか?」


「「「「知らなかったよ!!!!」」」」


またまたハモッた。


でも……ユキが神様だったなんて。気付かなかったよ…………