そこは湖だった。


きれいな湖に桜の木が1本あった。


私はここに来たことが………ある?


桜の木の近くまで行ったとたんに、頭に何かがながれた。それは人?で


「……は桜咲一族の……として、【桜京】を守るのです。この子はリン。あなたを守るでしょう。」


そこで何かが途絶えた。


「ユ、キ?」


「ひ、姫様なぜここに?」


なにかちがう。この子はこの子は………………


「リン?」


「ユキ、記憶が戻ったの?」


それは、さみしい気がした出会いだった。何かが消えていってしまうような、悲しくてさみしい出会いだった………………