「ゲホッゲホッ。大丈夫か?ユキ。」


「カイっ!助けてくれてありがとう。でもここは……どこ?」


歩こうとした時、


「まて、むやみに歩くのは危険だ。みんなが来るのを待とう。」


「………分かった。」


というわけで待つことに。


……………だれも来ない。


なんかさびしい雰囲気が続いてた時、


「俺は昔、神様に会ったことがあるんだ。」


「えっ!?」


カイの話は続く。


「俺が子供だった時、森の中で迷子になってさぁ。その時、きれいな羽根の少女が俺を助けてくれたんだ。その人に俺は恋をした。」


「へぇ。でも何で私にそんな話を?」


「なんか、さっきのお前に、あの時と同じ羽根が一瞬見えたから。」


そうなんだ。それってどういうことなのかな………


「………なのかもな。」


「ん?カイ、何か言った?」


「い、いや、なんでもない。」


「そう……」


深く追求するのはやめておこう。