「あっ、終わった」

 チャイムが鳴った。

 六夏ちゃんが席を立った。

「あっ六夏ちゃん!」

「ん?」

 また席に座った。

「部活の事で……」

「部活?」


 そして、咲ちゃんが来てからの事を話した。

「ちょうどいいんじゃない?」

「えっ、私が?」

「あんた、お菓子好きじゃん」

「まぁ、ね」

 私は、放課後行ってみることにした。