「私、4組!」

「うちは……同じだ!」

 私達はピョンピョン跳ねた。

「じゃ、早速教室行こ!」

 すると、六夏ちゃんは手を合わせてこう言った。

「ごめん……陸上希望の人、朝から行かなきゃいけなくて……」

「そうだったんだ!じゃぁ、副部長狙えー!」

 六夏ちゃんは、長いポニーテールを揺らして走っていった。