――……。

「ん……」

 眩しい。

「ここ……は」

 寝ていたソファから起き上がり、周りを見渡した。

「誰かいませ」

「よーっす!!来てくれたんだねー!!」

 咲ちゃん?

「へぇ~、この子が新入部~?」

 し、新入部!!?

「名前はなんて言うんだ?」

「そういえば聞いてないな~!」

 私、もう入部してるってことになってるんですけど!!

「んじゃ、こっちから紹介するわね!私『矢駒 悠衣(やこま ゆい)』」

「私は『砂糖 珠里さとう しゅり)』だ」

「まだ全員来てないけど、あともう一人いるんだよー!」

「そ、そう、なんだ、」