…暗い部屋とクローゼット
またこの夢…なんなんだろ…
知ってる気がする。
少女の顔を見ようとしても見えない。
これでは、誰なのかわからない。
分かるのは、少女が泣いていること…
「い…唯!…唯花!!」
…この声は、玲奈?
夢なのか現実なのかわからない狭間で名前を呼ばれ肩に手を置かれ、気づいたら手を払ってしまった後だった。
嫌っ!!
どーしよう…夢の続きのようで
反射的に手を払っちゃった…
さっきのは夢だったのだ。
不安と罪悪感に襲われていると
玲奈に頭をなでられる。
「また、…あの夢なの?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…