あなたとのキョリ

起きた頃にはもう朝日の光がカーテンの隙間から漏れていた。



後2時間30分もある。

学校に行く支度をしよ。


あっ、和希のメール無視しちゃった。
学校で謝ろ。



きっと、昨日和希と一緒に帰るのみんな見てたから、殆どの女子に嫌われるんだろーな。


和希は女子に人気だからな。



あたりまえか、あんなにカッコよくて優しいんだからほっとくわけないよね。



なんで、和希は私より可愛い子がいっぱいいるのに私なんかを選んだんだろう。


和希モテるのに勿体無い。


そんな事考えてたらあっという間に時間はすぎていった。