あなたとのキョリ

もー家に着いた。

一人で帰るより着くのが早い気がする。



「もー着いちゃったねー」




『うん。送ってくれてありがとね。』


私は和希に微笑んだ。


「奈那めっちゃ可愛い!!」


和希にいきなり抱きつかれた!


『へっ!?』

ビックリするよ。


「あー奈那、顔あっか〜い(笑)」



『つッッ!だってー、恥ずかしいよー』




「恥ずかしがる奈那も可愛い〜!!」




『もーそんな事ないから!』

とこが可愛いんだよー!!


「本当に可愛いんだから〜!」




『うぅ~//』


私は顔を隠すように俯くしかなかった。

恥ずかし過ぎる…。

和希はずっーと私の方を見て笑ってるし。