私は目の前の指先を見て… 目を疑った…。 そこにはピンクの可愛らしいネイルが施された有希の指が… この女…マジかよ〜… 私は気を遣って指さなかったのに… でも私は周りの指先を見て少し気が晴れた なんと男子は二人共、有希を指差していた… 『もう何で〜?ウチ全然だから〜彼氏だってズットいないのに〜』 有希は口を尖らせ可愛らしく拗ねてみる… 彩花は有希の視線に気付いたがあえて目を合わさなかった もうフォローなんてしてあげない。