『うそ〜!本当に〜!?』 学校が終わり…私は有希のクラスにいた。 クシで髪を溶きながら鼻歌混じりに喜ぶ有希… 『髪…変じゃない?』 『大丈夫だよ!』 彩花は気持ちのない受け答えをする… なんで…アンタが気合い入れてるのよ…! 彼氏いるくせに…。 『そうだ!彩花、口裏合わせてね。』 『なんの…?』 ポーチから化粧品を取出し…顔に塗りながら言う… 『何って決まってるじゃん…彼氏の事…! 去年くらいから居ないって事にするから!』 ハァ!? なんでそうなるの…! 『はいはい!解りました…』