『中西君?』 教室がザワつき始める… 『…休み…かな?』 と先生が欠席を記そうとしたその時… 教室の後ろのドアが勢いよく開いた ガラガラ〜ッ 『はい!出席番号16番! 中西啓介です!』 そこにはハァハァと肩で息をする中西君が手を挙げて立っていた… クラスの全員がキョトンとする中… 先生が口を開く 『中西君!どうしたんですか?』 中西君は呼吸を整え話し始めた