キスから始まる魔法

   


 など、罵声を浴びせられる。



 
 
 しかし、やっぱり彼は気にも留めない感じでニコッと笑っている。





 「裏庭に行こう。ここはうるさいから。」





 「え、ええ。」





 教室から背を向けても、まだその声は聞こえ続けるのだった。