次に落ちてきた雪も、その次の雪も。
手のひらに乗るとジワリと溶けて小さな水になる。
「雪って、仲良しだね」
次から次へと手のひらに乗る雪を見ながら、ポツリと呟いた彼女。
「一つずつじゃ、こんなふうにすぐに溶けて消えちゃうけど。
何度も降り続けてたくさん仲間を作って
みんなで溶けないように冷やし合って、
いっぱいいっぱいひっついて。
そうやって、やっと真っ白に積もることができるんだろうなーって」
そう言って今度はその手で積もっている雪をすくい上げる。
「この中に、どれだけの雪たちが入ってるんだろうね」
あたしたちの学校の生徒より多いかな。
なんて笑いながら言って、すくい上げた雪を優しく地面に戻す。

