二人並んで手をつないで寝転ぶ。 「ねぇ、駿ちゃん」 『なに?』 「雪、また降ってきたよ」 めぐみの言葉で空を見上げると ゆらゆらと大粒の雪が落ちてくる。 あ、牡丹雪。 なんだかふいにさっきの雪合戦を思い出して口角が上がった。 『…あぁ、ほんとだ』 俺がそう言うと、彼女は空いているほうの手を広げて 落ちてくる雪を受け止める。 めぐみの小さな手の上で、その大粒の雪は溶けて消えた。