「あ、でも雪は冷やし合うから
ちょっとだけ逆だねっ!」
無邪気に笑う彼女。
俺は無意識に抱きしめる腕にギュッと力を込める。
「ちょ、駿ちゃん…つよ…、」
『俺さ、めぐみのそういうとこ好き』
優しくて、素直で、なんでも楽しんで自分らしく生きていて。
“あたしたちも雪みたいだね”
そう言って笑っためぐみが頭から離れない。
「あ、あたしもね!駿ちゃんのこと大好きなんだよ!
寒いのにあたしより先に来てまっててくれたり、一緒に雪遊びしてくれたり、
こうやって暖めてくれたり、
それから、それから…」
なんだか必死なめぐみがおかしくて、
ぷっと吹き出して笑う。

