溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~

「小さな肩だ…たくっ…今夜限りでキャバ嬢は辞めろっ!」


「・・・」

上司にバレてしまった・・・

私…社内規定を破ったんだし、処分されるよね?クビなんてコトになったら、どうしよう!!?



「今後、着飾った姿は俺にだけに見せろよ…」


「!!?」


私の柔らかい右の耳朶を甘く食んで、命令口調で囁いた。



鼓膜のくすぐったさに思わず肩がピクリと動く。


「可愛い反応だ…」


妖艶なオーラを纏う辰真は私の唇にキスをした。


辰真が飲んでいたウィスキーの芳醇な匂いが私を酔わせていった。