溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~

「!?」



親父がグラスを母さんに渡して、モーニングを脱ぎ始めた。


「暑いのか?」


「違う…」


ノースリーブで肩が丸出しの純名にそっと上着を羽織らせた。


「春とは言え、寒いだろっ?」


「ありがとうございます。会長」


「会社ではその呼び名でもいいが、これからは身内だ。プライベートではお義父さんと呼ぶ方が自然だ」



「…わかりました・・・」



親父まで、何…純名に媚びてんだ?


「先、越されましたね…辰真社長」


栗原さんが俺の耳許で呟いた。