「俺は純名に小型のGPS付きのネックレスをプレゼントした」 もしかしてそのネックレスって純名が肌身離さず付けているガーネットのペンダント… 「居場所はわかったが・・・どうやって助けるかが問題だ…普通では入れない…顔認証入館システムのマンションだ…」 栗原さんは唇を噛み締めて考え込む。 「時間が時間だし…マンションの清掃業者の振りも出来ない…」